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KAYA Towel

奈良県の伝統産業として江戸時代から作り続けられている、カヤ織の技術を使用し製作したタオルです。
旅先や日常使いはもちろん、ハイキングでは首に巻くストールとしても使えます。

綿100％の天然繊維なのに乾きが早い

吸水性や肌触りが良いタオルはほとんどが綿100％で作られています。
もちろん綿は乾きにくい素材。一方化繊のタオルは軽く乾きが早いのですが肌触りは良くない。その矛盾を解決するのが、綿100％で柔らかさもあるのに乾きが早いというカヤ織り生地です。
江戸時代から続く伝統の技術カヤ織りは、経糸(たていと)の間に緯糸(よこいと)を打ち込み、生地に空気を通すために糸と糸の間を広くとって織り上げられています。
この空気を通す特性が乾きを早くしています。

吸水性が高い

僕はよくハイキングで手ぬぐいを使っていたのですが、軽く速乾性もあるけどもう少し吸水性があれば…と思う場面が多くありました。カヤタオルは綿100％で目が粗い生地を２枚に重ねることで、程よくボリュームもありしっかり吸水してくれます。

洗えば洗うほど柔らかくなり肌になじむ

最初は織り上げる際に使用した「のり」がついているのでパリッとしていますが、2度、3度と洗うほどに糊気が落ち糸1本1本が広がり、柔らかさが出てきます。洗っていくと細い繊維同士が絡み合い、独特のシワと共にふんわりとした素材に変化していきます。

右は最初の状態、左が2回洗濯したもの。

洗えば洗うほど経年変化し柔らかくなります。

とても軽い

綿100％でタオルを作ると重量もそれなりに重くなりますが、かや織りはとても軽量です。40cm×120cmサイズで重量は約47g。サイズは洗うと縮みが出ますが、それでもこのサイズの布を2枚重ねて縫い合わせて、ネームタグやループの重さも加味すると、綿100％織物の中ではとても軽いと思います。

2枚重ねの生地内の空間が軽さを生み出す

青空が透ける薄さです

ストールとしても使える

ハイキング時はストールのように首の日焼け対策としても使えます。
吸水・通気性に優れたカヤ生地を２枚重ねて製作しているので、汗もしっかり吸水し通気性も抜群。

秋冬の低山歩きなどでもストール代わりに重宝するアイテム。登り始めは肌寒く感じるかもしれませんが、歩いていると首元がじわじわと暖かくなります。適度に保温性、通気性があり肌触りもさらっとしているのでオーバーヒートせずとても快適です。

生地カラーにもこだわり、ヨコ糸をオリジナルカラーにて染色、タテ糸は生成りにして織りシャンブレーのような柔らかいイメージの雰囲気に。

新色パープルとオレンジを追加した
グレー／パープル／オレンジ／ピンク
の全４色

グレー

パープル

オレンジ

ピンク

中央のループはカラビナでテント等に引っ掛けて乾かしたり、普段使いでS字フックに引っ掛けたり何かと便利です。

蚊帳生地

蚊帳というもの自体は時代の流れとともに姿を消しましたが、奈良伝統の技術で丁寧に織り上げたカヤ織りは姿かたちを変え、現在でも様々な用途に使用されています。

今回のプロダクトは日々x-pacやDCFなど世界の様々な生地を使い製作を続ける中、ふと記憶の中にあった地元奈良で作られている蚊帳生地を思い出したのがスタートです。知れば知るほど蚊帳生地の優れた特性、技術に感動し、そこから試作などを重ねてようやく完成したKAYA Towel。
ハイキングでも普段使いも気持ちよく使えて洗うほどに経年変化も楽しめる、そんな特別なアイテムに仕上がったと思います。

素材 : 綿100%
寸法 : 約40cm×125cm（洗いをかけると縮みが出ます）
重量 : 約47g
生産 : 奈良県

※使用上の注意点
・商品の生地には織り上げる際に使用した「のり」がついていて最初はハリのある状態です。２度３度と洗うほどに糊気が落ち、ふんわりと柔らかくなっていきます。また天然繊維を間隔を空けて織っているため商品の特性として洗うと縮みが出てやシワができます。
・洗濯の際は必ずネットをご利用ください。乾燥機は使用しないでください。
・目の粗い織物ですので、強く引っ張ると地の糸がスリップし、品質を損なう原因になります。
・大きさ、重量には個体差がございます。ご了承くださいませ。